本記事では、このようなお悩みを解決していきたいと思います。
せどりは個人でも始められる稼ぎやすいビジネスですが、めんどうな作業も多くありますよね。特に大変なのが配送作業で、梱包したり送り状を作成したりと手間も時間もかかります。
そこで役に立つのがFBAです。めんどうな配送作業や在庫管理をすべて代行してもらえるため、作業にかかる負担を減らすことができます。
この記事ではFBAとはどのようなサービスなのか、その魅力や使い方を紹介します。
Amazon FBAとは
FBAとはFulfillment by Amazonの略です。
「Fulfillment」は通販において受注から配送までの一連の作業のことを指します。具体的には、
- 検品
- 在庫管理
- 梱包
- 発送
- 代金回収
などの業務です。これらすべてをAmazonが代行してくれる、それがFBAとなっています。
楽天ポイントせどりを更に拡大するならFBAがおすすめ
これから本格的にせどり・物販ビジネスで稼いでいきたいならFBAの利用をおすすめします。その理由は以下の3つです。
- 在庫管理が楽になる
- 集客しなくても商品が売れる
- 信頼性が上がって売れやすくなる
それぞれ詳しく紹介します。
理由1.在庫管理や配送作業が楽になる
FBAを利用することで、在庫管理や配送作業がなくなり業務がグンと楽になります。仕入れたものをAmazonに送っておけば、後はすべてFBAが代行してくれるからです。
メルカリで販売する場合、商品ごとの出品、連絡、価格商品管理、発送・梱包手間すべて行う必要がありますが、FBAを利用すると商品ごとの対応は不要になります。
FBAに商品を納品する際に出品、価格商品管理、発送・梱包をすべて行いますが、商品ごとに行う頻度と比べると格段に少なくなるので、ストレスがありません。
また、これらすべてを納品代行会社*に依頼することもできるので、軌道に乗ればさらに労力なく商品を販売留守ことが可能になります。*納品代行会社については後日ブログを更新予定です!
例えば、配送を自分でやろうとすると、以下のようなめんどうな作業が必要になります。
- 1つ1つ丁寧に梱包して段ボールに詰める
- 購入者の氏名や住所を確認して送り状を作成する
FBAであれば上記の作業は必要ありません。商品が売れたあとは「商品が購入されました」とメールが届くだけで、後の作業は勝手に進んでいきます。
また、せどりでガッツリ稼ごうとすると大量の在庫を抱えることが増えるため、自宅のスペースが取られたり倉庫を用意したりなど管理に苦労します。
ただFBAは在庫管理までしてくれるため、仕入れたものが一切邪魔にならないのです。
理由2.集客しなくても商品が売れる
FBAを利用すると、自分で集客しなくても商品を売ることができます。
Amazonは世界最大級の通販サイトでたくさんの人が利用しています。そこに商品を並べられるので、わざわざ自分で人を集めなくてもお客さんが来てくれるのです。
また、FBAを利用している出品者の商品は、Amazon内の商品検索で上位に表示されやすくなります。
これにより商品ページにアクセスしてくれる人が増えて、他の出品者に差をつけることが可能です。
理由3.信頼性が上がって売れやすくなる
FBAに登録すると「primeマーク」と「Amazon.co.jpにより、販売・配送されます」の文言が追加されます。このおかげで信頼性が上がり商品が売れやすくなります。
自分が購入する側の立場だとして、どこの誰だがわからない人が販売している商品より、Amazonが管理している商品の方が安心して購入できますよね。それだけAmazonが出品しているかどうかは大切な要素なのです。
FBAを利用する際の注意点
ここまでFBAをおすすめする理由を紹介しました。
ただ、FBAには利用する際に気をつけなければいけない点があります。それが以下の2つです。
- 手数料がかかる
- 商品の状態を確認できない
手数料がかかる
FBAを利用するためには基本料金に加えて配送料や在庫保管料が必要になります。
基本料金とは小口登録の場合商品販売ごとに100円、大口登録の場合は月額4,900円です。
すべての作業を自分でおこなう場合と比較すると、どうしてもFBAを利用した方が割高になってしまうのです。
FBAで掛かる手数料は下記になります。(消費税以下は販売毎に掛かるわけではなく発生毎に費用がかかります。)
- 基本料金
- Amazon FBA倉庫への配送料 1箱1,000円前後
- 販売手数料(商品のカテゴリにより手数料異なる)5-15%
- 購入者へ商品を送るための配送料 421円〜
- 上記に掛かる消費税
- 在庫保管手数料
- 返送料(返送する場合のみ)
- キャンペーン費用等
5,000円の商品をFBAで販売しようとしたときには、それぞれ下記の手数料が掛かります。(販売手数料10%、送料421円の場合)
小口登録:1,023円
大口登録:1,476円
・小口登録の内訳:基本料金+販売手数料+送料(購入者へ)+消費税
100円+500円+421円+税=1,023円
・大口登録の内訳:基本料金+販売手数料+送料(FBA+購入者へ)+消費税
0円+500円+842円+税=1,476円、大口登録料金4,900円+税
※上記はあくまで参考例であり、簡略化しています。また、大口登録のほうが手数料が高くなっていますが、本来は複数商品を一度にFBA倉庫に配送するため1商品あたりの送料はそれだけ安くなることが想定されます。
とはいえFBAを利用して在庫管理や配送作業が減れば、浮いた時間をリサーチや仕入れに回すことができ、結果として売上UPにつながります。手数料くらいすぐに回収できるでしょう。
商品の状態を確認できない
一度Amazonに送ってしまうと、商品の詳しい状態を確認できなくなってしまいます。例えば、
- 商品に不備があったかも…
- バーコードを貼り間違えたかも…
など不安なことがあってもチェックできないのです。一応Amazonに送り返してもらうことは可能ですが、時間や手間が取かかってしまいます。
そのため、FBAを利用する際はあらかじめ商品の状態を確認しておきましょう。
私は商品の状態を確認できないがゆえに2ヶ月弱の間トラブル対応をしたこともあります。
具体的には本記事では割愛しますが、15万円分の商品がFBA倉庫で紛失したトラブルです。
ここではそんなこともあるんだということを知っておいていただければと思います。
FBAの大まかな利用方法
FBAを利用して商品を販売する大まかな流れを紹介します。
- FBAに登録する
- 商品をAmazonへ送る
- 売れるのを待つ
FBAに登録する
まずは下記ページにアクセスしてFBAの登録を行います。
https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/how-it-works.html
公式ページへアクセスして「さっそく始める」をクリック。必要事項を入力して登録を行ってください。
商品をAmazonへ送る
登録が終わったら販売する商品をAmazonへ送ります。
その際、商品ごとにバーコードが指定されるため、それを印刷して商品に貼り付けてください。後はそのまま梱包して発送すれば作業は完了です。
届いた商品は検品され、受領されるとAmazonサイトに載って販売が開始されます。
※このあたりの詳細の記事は後日公開予定です。
売れるのを待つ
販売が開始されてしまえば、こちらがやることはありません。
商品が売れると「商品が購入されました」とメールが届き、その後勝手に商品が発送されて購入者の元へ届きます。
特に必要な作業はありませんが、在庫が切れてないかだけは逐一確認しておきましょう。
まとめ
この記事ではFBAについて紹介しました。
FBAの最大のメリットは在庫管理や配送作業がなくなることです。さらに、集客効果があったり信頼性が上がったりなど、商品が売れやすくなるメリットもあります。
利用するためには手数料がかかってしまいますが、それに見合うだけの恩恵を得られるため、せどり・物販ビジネスで効率的に稼ぎたい方はぜひFBAを利用してみてください。